メイン | お笑い女性芸人の悩み »

ティーアッププードル

ティーカッププードルはアメリカで誕生した超小型犬です。アメリカの極小犬を愛するブリーダーたちが何代にも渡る小型改良を繰り返して現在に至っているわけですが、ティーカップに入るほどの小さなプードルということで、この名称が付けられました。非常にイメージしやすいネーミングですね。実際、ティーカップに入り前足をカップの縁に乗せているプードルの写真を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
現在プードルの正式なサイズとして認められているのは、スタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルの4種類だけです。それぞれ45㎝~60㎝、35㎝~45㎝、28㎝~35㎝、28㎝以下と分類されています。この分類でいくと、ティーカッププードルは、あくまでトイプードルのことを指すと考えれば良いのですが、一般的には体重が成犬で1.5㎏ほどの大きさのものをティーカッププードルと呼んでいるようです。
超小型犬を見ると気がつくと思いますが、身体が小さい分、足は非常に細く、筋肉もあまりついていないことがわかります。骨が細いということは、それだけ骨折しやすいということですね。また、病気になったり、怪我を負ったりしたときに手術に耐えうる体力があるかどうかを疑問視する獣医師もいます。これらの点に十分注意を払ってあげれば、ティーカッププードルはあくまでプードル犬ですから非常に飼いやすい犬と言えるでしょう。
超小型犬はその愛くるしさから人気が出るのは理解できます。ただ一番大事なのはなぜ超小型犬でなければいけないのかということですね。ティーカッププードルでないとダメなのか、通常サイズのトイプードルでもかまわないのか、犬との生活をイメージしてみて購入を決めてはいかがでしょうか。犬はぬいぐるみではありません。犬との楽しい生活を過ごすためには、一時の人気に左右されず、本当に自分に必要な犬種やサイズをもう一度考えてみるといいですね。

About

2007年10月07日 02:14に投稿されたエントリーのページです。

次の投稿は「お笑い女性芸人の悩み」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35